あぎだめ〜ぃぶづ〜はぢもりはだはだ〜おんがでおんがぶりこ〜
(秋田名物 八森ハタハタ 男鹿で男鹿ブリコ)
今が時季の
秋田産のハタハタ
秋田の郷土料理「しょっつる鍋」を作ろうと思ったけど、肝心の「しょっつる」がないので、それっぽい鍋を作ることにしました。
※「塩魚汁(しょっつる)」・・・ハタハタを塩蔵して作る「魚醤」。能登半島の「いしる」、香川の「いかなご醤油」と並び、日本を代表する魚醤のひとつ。外国では、ベトナムの「ニョクマム」やタイの「ナンプラー」などがある。
いま時期のハタハタのメスは卵を抱えているので、腹を切開して内蔵を取るわけにもいかないので、「壷抜き」という技を使ってエラと内臓を取ります。
箸を口から刺し、エラの外側を通して腹に刺します。 そのまま1回転半ほど回すとエラが外れるので(挟んでいる箸が軽くなる感覚でわかる)、挟んだまま口から引き抜くとエラと内蔵が取り出せます。
和風だしを作り
和風だし・・・水を入れた鍋に昆布を放ち、しばらくしてから火にかけ、煮立つ前に昆布を取り出し、沸騰する前に火を止め、かつおぶしを入れて、その汁を濾せば出来上がり。
しょっつるがないので、塩と少量の「味どうらくの里」で味付け
ささがきゴボウ、豆腐、まいたけ、長ネギ、せり、ハタハタを鍋に入れて
煮ればできあがり
しょっつる(風)鍋
ハタハタの身は白身でうまい
ブチブチとした食感の「ブリコ」(ハタハタの卵)もこの時季ならではのグルメ
次に秋田に帰ったときに「塩魚汁(しょっつる)」も買ってこようかな・・・