この時季だけ味わえるもの
「生いくら」
「いくら」っていつでも食べれるじゃんって?
鮭が獲れるこの時季以外は、冷凍保存された「いくら」なんです。
なので、この時季だけは一度も冷凍してない「生いくら」を味わえるんです
まずは
「生筋子」を用意(今回は北海道・噴火湾産の生筋子)
市販されている「筋子」と違って、獲れた鮭の腹から出した状態のものを「生筋子」といいます。
これが入手できないとはじまりません
あと、あれば便利な「いくら網」
ホームセンターで購入。
なければ、網焼きの網で代用可
容器を煮沸消毒し、冷ましておきます。
使う調味料はコレ
ダシ用の昆布、醤油、酒(北海道の定番の清酒「北の誉」にしました)、みりん
ダシ汁作り
昆布を水に少しつけておき、火にかけて、沸騰する前に昆布を取り出し、完成したダシ汁を冷まします。
3%前後の塩を溶かした温水(40度前後)に中に生筋子を入れます
「いくら網」登場
網の上に生筋子を乗せ、手でグルグルと押し付けるとパラパラとほぐれていきます
コレでほぼ分別完了なのだが、細かい膜やカスが入ってるので、塩温水をもうひとつ用意して選定していきます
この作業を2〜3回繰り返して
分けました
少し白っぽくなってますが、あとで色が戻るので気にしなくてもいいそうです
ザルで水気を切り(表面が乾燥しないようにラップをかけたほうがいい)
つぶつぶいくら
醤油、酒、ダシ汁、みりんを2:2:2:1くらいで混ぜて漬け汁を作り(今回はあまりしょっぱくなく作りたかったので、酒とだし汁の分量を多めにしました)
いくらを容器に入れて
漬け汁を入れて軽く混ぜ
冷蔵庫で一晩置けばできあがり
「生いくらしょう油漬」
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